サムがボランティアとして奉仕しているタイ北部にある「バーンターンナム
サイ」孤児院に、書籍をプレゼントしようという運動があり、このほど
文庫
が完成しました。
(サム発行月報"虹の家"より抜粋)
「この運動の発端は次のようにして始まりました。
私がいつものように施設
を訪れたある土曜日、子供達の勉強部屋で、キリスト教関係の団体から送
られてきたのであろう何冊もの英語の絵本を見つけました。
よくみてみると
多分誰も手を付けた事がないのでしょう、どの本もしみひとつ無く新品のま
までした。
多分、この本を贈った方々は、子供達に英語が分かるようになっ
て欲しいという願いを込めて送られたのだと思います。
しかし施設に送られ
てくる子供達は少数民族出身者が多く未だ出生登録さえなされていない故に
タイ国籍さえ与えられていないという現状を見るとき、先ずはタイ語が満足に
話せ、書け、理解できる様になる事が先決問題だと思いました。子供達に、
タイ語を媒体とした広く深い知識を付けてもらいたい。そう思っていると、
ちょうど、施設の養母さんが布の切れ端を使って、装飾品を作り、施設の為
に少しでも収入を稼ごうと内職しているのを目にしました。
そこで、私はこれ
を日本に送り、日本の興味のある方に買って頂ければ子供達に本をプレゼ
ントすることができると考えました。
そこで、早速、私の大学時代の恩師であるM先生に相談の手紙をだしました。
するとM先生はお忙しいのにもかかわらず、快く引き受けてくださり、
装飾品
250個ほどを大学の関係者や同窓生の方々に売ってくださる事になりました。
また私の実家の方にも装飾品を送り、多くの方から賛同して
頂き、文庫が完
成する運びとなりました。 こうして63冊もの本(絵本や百科事典、小説や漫画
などいろいろなジャンル)を買って子供達に送ることができました。
文庫の名称は「福岡大学仏文科文庫」と命名させて頂きました。皆様のご支援
を心から感謝申しあげます。」
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